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夢を見る眠りは浅い?

 

夢を見る眠りは浅いと、よく言われます。
これは本当でしょうか?

誰でも夢を見ている

じつは誰でも毎日、夢を見ています。
ただ本人が気づかないだけです。人は一晩のうちに4〜5回のレム睡眠を繰り返していますが、覚えている夢というのは、起きる直前の朝方の夢だけです。そのほかにも何回か夢を断続的に見ているのですが、時間がたつと忘れてしまうのです。

まれに夜中に中途覚醒することがあります。
そういうときは、その直前に見た夢を覚えているものです。

浅い眠りは、中途覚醒するから夢を覚えている

夢を見る眠りが浅いといわれるのは、一回の睡眠時間が短いと、前述したように直前の夢を覚えているからですね。一晩中浅い眠りを漂っていると、途中で何度も寝たり起きたりを繰り返します。そうすると覚醒するたびに、直前の夢を覚えていることになります。

あるいはお酒を飲むと、夢を見る浅い眠り(レム睡眠)が多くなります。
アルコールは、脳をまひさせて深い眠りを少なくするので、睡眠の質が悪くなります。そのほか毒素を分解するために、交感神経が刺激されて、夜中に途中で目覚めてしまうことが多くなるわけですね。このときに直前に見ていた夢を覚えているので、「夢を見る眠りは浅い」ということになってしまったのでしょう。

アルコールを飲むと、深い眠りに移行できなくなるために、夢を見る浅いレム睡眠をずっと放浪していることになります。さらに中途覚醒が頻繁に起きるために、目覚めたときに普段よりも夢を意識することが多くなるわけです。

以上のことから「夢を見る眠りは浅い」と思われているのは睡眠が浅いときは、レム睡眠を彷徨するために夢が長く現れ、かつ途中で目覚めることが多いからです。しかし実際は、夢を見る=浅い眠りというわけではありません。冒頭で述べたように、夢は誰でも毎日見ているのですから・・・。

夢を見るのは浅いレム睡眠

言葉遊びのようですが、「夢を見る眠りは浅い」というよりも、「夢を見ているときに限っては浅い眠り」ということです。つまり大脳が休んでいる深いノンレム睡眠では、ほとんど夢を見ません。見たとしても無機質な夢だといわれています。映像や音、匂い、触覚などが伴うダイナミックな夢は、浅いレム睡眠中に見ます。

これは脳が活動しているレム睡眠中だからこそ、できることです。
レム睡眠時には、視床が神経伝達物質のアセチルコリンによって刺激を受けます。そのために眼球がぐるぐると動き、脳が活動をはじめます。このときに覚醒時に脳に蓄えられた記憶を整理しているのです。

言ってみれば、夢を見る眠りはパソコンのデフラグ作業。大脳をハードディスクに見立てると分かりやすくなります。記憶を詰め込むだけでは、動きが遅くなりますし、容量を有効に使うには、いらないファイルを削除する必要があります。

マイナス思考の人は悪夢を見る

夢を見る眠りが浅いといわれるのは、人はストレスを受けると、眠りが浅くなり、夢を見ることが多くなるからでもあります。一般的にくよくよ考えるマイナス思考の人は、睡眠時間が長くなります。そうなると深い眠りが取れなくなり、必然的に浅いレム睡眠が増えることになります。それは夢をたくさん見るということ。

ただし脳が緊張しているので、悪夢を見ることが多くなります
そのため夢の印象が、普段よりも強くなるわけですね。また深い眠りを取れないため、途中で目覚めたりします。それが夢をさらに意識させることになるわけです。

いっぽう、ものごとを楽観的に考えて、くよくよ悩まない人は、深い眠りが多くなります。そのために睡眠時間が短くなり、夢を見る眠り自体が少なくなる傾向にあります。夢は、ほとんど覚えていなかったりします。覚えていたとしても、とても楽しく、心地よい夢が多くなります。

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